飲みかけのボトルを
グラスに傾(かし)げて
小雨降るテラスで
空を仰いでみる

月なんてでてるはずもないのに
そうしてみたかったのは
貴方もそうしてるはず なんていう
ただのロマンチシズム

ほんとは寂しいんだ
寂しくてしかたない
そんな気持ちを隠して
今夜もひとり

そぼ降る雨は優しくて
こんなわたしにでも
肩を抱く 頬寄せる
口付けを交わす



見下ろした 街の灯(ひ)
かすんだネオン
今夜の雨にもまた
思い出がつのる

そうあの店はもう閉めてしまったと
そんなウワサ聞いたのも
いつのことだったか 忘れたよ
なにかセンチメンタル

ほんとは寂しいんだ
寂しくてしかたない
誰も知らないそんな街で
今夜もひとり

止め処ない雨音に
こんなわたしにでも
なつかしい あの頃が
残ってると ささやく



今夜も空いたボトルと
グラスをみつめながら
ささやかな しあわせ
感じて 夢を見るの
明日を 夢見るの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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寂しくて

なんとなくそんな気分で。

閲覧数:91

投稿日:2011/05/11 00:07:16

文字数:408文字

カテゴリ:歌詞

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