月も照らさぬ 闇空の下
僕らは歌う 想うままに
人が作った 街灯の明かり
君の心は 照らせないけど

今 独りづつ集まって 君と 僕と 皆
声 独りづつ重なって 高く 低く 響く

それはどんな風に悲しく
それはどんなくらい切なく
メロディを紡ぐのだろう

赤が終わって 青が来る時刻
僕らの心も 移り変わってく

今 独りだけ佇んで 空と 風と 静か
今 独りでに見えてくる 闇と 僕と 光

それは君にとって優しく
それは僕にとって残酷
メロディは奏でられていく

ひとりづつ違う バラバラなメロディ
決して合わない僕らの旋律
重なり合って響く壮大な奇跡
似ていて違う僕と君の歌

それはどんなに素晴らしく
それはどんなに狂おしく
それはどんなに愛おしく
心に響くのだろう

僕は涙こらえながら
君の歌を聴こう 僕の歌を唄おう

それがどんなにちっぽけでも
まだメロディは続くのだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

オトのセカイ

合唱コンクールの練習のときに、公園で遅くまで練習したんですよ…という身も蓋もない制作秘話。

比喩的に別の何かを連想させるようなものになったらうれしいです。

閲覧数:99

投稿日:2008/03/13 22:57:25

文字数:394文字

カテゴリ:その他

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