月も照らさぬ 闇空の下
僕らは歌う 想うままに
人が作った 街灯の明かり
君の心は 照らせないけど
今 独りづつ集まって 君と 僕と 皆
声 独りづつ重なって 高く 低く 響く
それはどんな風に悲しく
それはどんなくらい切なく
メロディを紡ぐのだろう
赤が終わって 青が来る時刻
僕らの心も 移り変わってく
今 独りだけ佇んで 空と 風と 静か
今 独りでに見えてくる 闇と 僕と 光
それは君にとって優しく
それは僕にとって残酷
メロディは奏でられていく
ひとりづつ違う バラバラなメロディ
決して合わない僕らの旋律
重なり合って響く壮大な奇跡
似ていて違う僕と君の歌
それはどんなに素晴らしく
それはどんなに狂おしく
それはどんなに愛おしく
心に響くのだろう
僕は涙こらえながら
君の歌を聴こう 僕の歌を唄おう
それがどんなにちっぽけでも
まだメロディは続くのだろう
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