『私にとっていいものです。』と
あなたが出した処方箋
それはそれは甘く甘美なものでしかありません
『いえいえ、これこそが妙薬最高峰』
そう言って、
夢のようにとろけたソレを喉の奥へと流し込んだ

クラクラ痺れる程
幸せなんです。そうなんです。
これが駄目なものだって
『いったい誰が決めたの？』ねぇ、

アマイ甘いケェキみたいな
舌に広がる幸福感
ニガイ苦い嫌みのような
リアルな重さに喪失感

駄目なんだって、知っていたよ
それでも求めずにはいられない

処方箋に書かれた
甘いアマイ時間もそろそろ終わりさ

『私にとって害など無い』と
あなたが出した処方箋
それはそれは夢を忘れるものでしかありません
『いえいえ、これこそが妙薬最高峰』
そう言って、
夢のように痺れるソレを喉の奥へと流し込んだ

ゆららクララとろける程
幸せなんです。そうなんです。
これが駄目なことだって
『いったい誰が決めたの？』ねぇ、

眩む視界アルコールみたいな
脳を揺らすよ絶頂感
痛く軋む脆い感情
背けた未来に罪悪感

駄目なんだって知っていたよ
それでも得られずにいられない

処方箋に書かれた
落ちて沈む時間もそろそろ終わりさ

甘いアマイ痺れてく
いくつあったって満たされない
ゆららクララとろけてく
穴のように流れていく

もう戻れないと嘆く意識さえ
見失ってー

アマイ甘いケェキみたいな
舌に広がる幸福感
ニガイ苦い嫌みのような
リアルな重さに喪失感

駄目なんだって、知っていたよ
それでも求めずにはいられない

処方箋に書かれた
甘いアマイ時間もそろそろ終わりさ