茜 -Akane-
暮れ燃ゆる陽に黄泉魂捧ぐ
笛の音が裂いた静寂に
移ろいの跡 彼誰は彼我の死
瞳孔の闇 夜を湛え眠る
祈人は辞紡ぎ
茜空へと寄せて詠う
「 サ マ レ 」
数珠繋ぎの命へと渡す記憶と鼓動よ
燃えよ 燃えよ 永久に燃えよ
生命よ 昇る轍刻め
数珠繋ぎの命へと渡す記憶と鼓動よ
燃えよ 燃えよ 永久に燃えよ
この身体を流れる 朱(あか)よ
山入端光りて終える今日の日を讃え祈り辞を捧げる
揺らぐ火に唄をくべて願う 天つ安息を
------------------------------------------
くれもゆるひによみだまささぐ
ふえのねがさいたしじまに
うつろいのあと かはたれはひがのし
どうこうのやみ よるをたたえねむる
いのりびとはことばつむぎ
あかねぞらへとよせてうたう
さ ま れ
じゅずつなぎのいのちへとわたすきおくとこどうよ
もえよ もえよ とわにもえよ
いのちよ のぼるわだちきざめ
じゅずつなぎのいのちへとわたすきおくとこどうよ
もえよ もえよ とわにもえよ
このからだをながれる あかよ
やまのはひかりておえるきょうのひをたたえいのりことばをささげる
ゆらぐひにうたをくべてねがう あまつあんそくを
■茜 -Akane-
絮辺有栖さんの【タイトル/歌詞募集】茜雲と空"akane"(仮)への応募作です。
http://piapro.jp/t/HMDc
@歌詞について
ちょっと和風な伝承音楽風にしてみました。
納涼祭とか収穫祭で黄昏時に舞うイメージです。
「さもあればあれ」の縮めた「さもあれ」をさらに縮めて「サマレ」としています。
然(さ)もあらばあれ:それならそれでしかたがない。なるようになれ。ままよ。
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想