A
蠢く人の波に飲まれ歩く
僕の目に映るのは花
すれ違う人たちの中にある
心に咲いた花
B
「心の花が見えるなんて素敵ね」
そう言って笑う君は眩しくて
でもね、僕は知っているんだよ
君と僕の花は違うってこと
S
今ここにある花を咲かせないように
誰にも気づかれないようにそっと隠したんだ
蕾のまま咲かないようにさ
合うことのない花だと知っていたから
A
渦巻く心の闇に飲まれた花
僕の中から消え失せた
すれ違う人たちには見える
心に咲いた花
B
「心の花は枯れてしまうんだ」って
他人事(ひとごと)みたいに僕は呟いた
でもね、僕は知っているんだよ
僕の花は簡単に枯れないって
S
今ここにある花が咲かないとしても
誰かに気づかれてしまうよりはマシだろう
もしも花が咲いてしまっても
会わない花はただ虚しいだけだから
C
一対の花を合わせる花合わせ
見守る僕は花を枯らしただけど
君が枯れた花に水をあげ続けるから
ほら、また蕾を付けたんだ
S
今ここにある花を咲かせないように
君には気づかれないようにそっと隠したんだ
蕾のまま咲かないようにさ
逢うことのない花だと知っていたから
S
この花がいつの日か役目を終えたら
誰にも気づかれないようにそっと取り出そう
今できない分愛でてやろう
僕にとっては大切な心だから
コメント1
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ご意見・ご感想
kαzu
ご意見・ご感想
不思議と鳥肌が、、、、>_<
切ない雰囲気で好きです(^-^)
2014/09/04 21:37:39