二人身を沈めるは修羅の道

(A)
霞む視界の端に舞う花弁
遠のく貴方の背中を隠した
震える手をかざしてみても貴方は
立ち止まることもなく振り向かない

(B)
幼子二人 ちぎった約束を
運命は許してはくれない

(サビ)
たとえ貴方が紅に染まった修羅でも
恐ろしくなどない 一緒にいよう

たとえ貴方が私の灯を消そうとも
貴方は生きている だから恨めしくなどない

(A)
私のこの手が花弁に埋まるとき
遠のく意識の端に貴方がいた
見知らぬ誰かの花弁付いた刃を
私は貴方の胸へと向けたの

(B)
綺麗な顔に飛び散った紅い紅い花弁
愚かな私をどうか許して

(サビ)
「貴方が好きな紅に染まってみたんだ」
日の下を歩けないなら 一緒に月が照らす道を

(C)
百合の香り 深い湖
沈んだ記憶 さらって やっと
私貴方の 隣に並ぶ ことが
できたのかな……ねえ

貴方を想うこの気持ちに嘘は吐けない
たとえ貴方が紅を愛していたとしても

貴方を想うこの気持ち故に私は
綺麗な紅に身を染めようとした

貴方を想うこの気持ちは間違ってなんかない
たとえ数分後には身を引き裂かれようとも

貴方は私のことを好きになってくれますか
同じ罪を犯した者同士 同じ匂いがするでしょう?

紅い花弁




ふたりみをしずめるはしゅらのみち

(A)
かすむしかいのはしにまうはなびら
とおのくあなたのせなかをかくした
ふるえるてをかざしてみてもあなたは
たちどまることもなくふりむかない

(B)
おさなごふたり ちぎったやくそくを
さだめはゆるしてはくれない

(サビ)
たとえあなたがくれないにそまったしゅらでも
おそろしくなどない いっしょにいよう

たとえあなたが わたしのひをけそうとも
あなたはいきている だからうらめしくなどない

(A)
わたしのこのてがはなびらにうまるとき
とおのくいしきのはしにあなたがいた
みしらぬだれかのはなびらついたはを
わたしはあなたのむねへとむけたの

(B)
きれいなかおにとびちったあかいあかいはなびら
おろかなわたしをどうかゆるして

(サビ)
「あなたがすきなくれないにそまってみたんだ」
ひのしたをあるけないなら いっしょにつきがてらすみちを

(C)
ゆりのかおり ふかいみずうみ
しずんだきおく さらって やっと
わたしあなたの となりにならぶ ことが
できたのかな……ねえ

あなたをおもうこのきもちにうそはつけない
たとえあなたがくれないをあいしていたとしても

あなたをおもうこのきもちゆえにわたしは
きれいなくれないにみをそめようとした

あなたをおもうこのきもちはまちがってなんかない
たとえすうふんごにはみをひきさかれようとも

あなたはわたしのことをすきになってくれますか
おなじつみをおかしたものどうし おなじにおいがするでしょう?

あかいはなびら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

二人身を沈めるは修羅の道

好きな男の好きなものを身に纏おうとした女の話

http://piapro.jp/t/C2Od
歌詞募集中【和風ロック】さまに応募させていただきました。

閲覧数:104

投稿日:2013/04/10 20:42:51

文字数:1,206文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました