ジャケット

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丑三つ時(off vocal)

空が泣いた あの夜を思い出した
滲む足音は何処にも無くなってしまう
いつの間にか憂いに手を伸ばしていた
流れる様に 揺蕩う様に

時計は息を潜めたまま
僕らを引き止めてくれるか
空虚を貪りつくしても
減りやしないみたいだ
このまま繰り返す輪廻を
朽ち果てた夢の我楽多を
愛してみたい、みたい

さよならも告げずに
瞑目に溶けてゆく
歪んだ視界 未来もない
ただ夢を見てる
狂おしい程に今は
美しく思えたんだ
このままでいい 答えは言わずに落ちていく
ほつれるその声に伸ばす手は
誰だ?

眠る有象に へたりこむ私をみた
追いかけてしまう理由も訳も知らずに
汚ればかりを写したはずの瞳が
何故か酷く輝いてみえた

これで何処へいく
探した祈りは何になる
指した羊の群れは遥か
自戒すら袋の内へ
窓から差し込む雨の音
頬を伝い落ちていく雫
今にも乾いていく

溢れ出す色を
柵越しに眺めていた
残した足跡が言う
再会はまたいつかと
ありふれた時の隙間に
私を飼い慣らして
このままでいい 無作為な答えはいらないと
ちぎれそうな程に痛む糸を 結んで

あの焼けた月が
綺麗で仕方なくて
いつか飲んだ声が
ずっと泣いていたんだ
その目は何を見る、この目は何を写す
誰が知れるものか 私の理由を
私の名前を

さよならの代わりに
今に絶えるこの歌を
微かに靡くペトリコール
続け愛をのせて
狂おしい程に今は
美しく思えたんだ
苦しみのない未来まで後少しだけ
あなたの知らぬ私がいたんだ

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投稿日:2022/08/19 14:46:20

長さ:04:17

ファイルサイズ:4.9MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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