わずかにくすんだ 雨上がりの雲は
平凡なボクの心のようだな
どこにもいけなくて
誰にもなれなくて
仮初の音だけ 紡ぐ
青空ペトリコール 憂鬱でだって
ボクは ボクだけの 世界がある
裸足で駆け出す 汚れてもいいさ
雨の向こう側 虹の先
感情の迷宮に閉じ込められて
何度も存在の意味を彷徨って
希望は何だっけ
光はどこだっけ
暗闇闇雲に 進む
奏でるアニマート 一人でだってさ
きっとこの声は キミの元へ
下手くそな音に 想いをのせて
風の向こう側 明日の先
名前もないボク ボクら
いつも言い訳ばかりだったね
何者にすら なれない
無意味な言葉は過去に
さよなら
進むんだ さあ
ボクの 道
青空ペトリコール 水たまりを越え
ボクは ボクだけの 鼓動がある
泥道のほうが 足跡が残る
空の向こう側 夢の先へ
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(ひらがなバージョン)
わずかにくすんだ あめあがりのくもは
へいぼんなぼくのこころのようだな
どこにもいけなくて
だれにもなれなくて
かりそめのおとだけ つむぐ
あおぞらぺとりこーる ゆううつでだって
ぼくはぼくだけの せかいがある
はだしでかけだす よごれてもいいさ
あめのむこうがわ にじのさき
かんじょうのめいきゅうにとじこめられて
なんどもそんざいのいみをさまよって
きぼうはなんだっけ
ひかりはどこだっけ
くらやみやみくもに すすむ
かなでるあにまーと ひとりでだってさ
きっとこのこえは きみのもとへ
へたくそなおとに おもいのせて
かぜのむこうがわ あすのさき
なまえもないぼく ぼくら
いつもいいわけばかりだったね
なにものにすらなれない
むいみなことばはかこに
さよなら
すすむんだ さあ
ぼくのみち
あおぞらぺとりこーる みずたまりをこえ
ぼくはぼくだけのこどうがある
どろみちのほうが あしあとがのこる
そらのむこうがわ ゆめのさきへ
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