空気を読み それに乗る

高く高く 舞い上がる


空気は自然に興るもの
空気に抗う? 誰にもできない
大自然に抗うも同じ


でも 空気には 乗ることができる
そう サーファーが波に乗るのと同じ
言葉の上を 渡り歩く 足場など無い

また 空気は操作 することもできる
ただ 天然空気に 逆らわないだけの
感性と読みとを 働かせていれば…


しかし 波に乗るのは危ういこと
僅かにバランス 違えば 呑まれてしまう
地の底までも 落とし 込まれる

ああ
憧れの エアライダー
伝説の エアライダー

華やかなその姿は その末期を感じさせない

ただ その瞬間(じかん)が あればいい
ただ その歴史(きおく)に 残ればいい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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あこがれのエアライダー

副題:空気の研究

「持ち上げては扱き下ろす」
マスコミは自らを他人事のようにそう自省(非難)するのですが、

それは現象の半分しか見ていない

波に乗ろうとした漢の、サーファー魂を、
高波に挑んだその心意気を、評価できないのか。

結果、波に飲まれたとしても、一時は乗れていたそのことを。




作家は意図していたのかいないのか…
エウレカセブンというアニメ作品に、
この私の持っていたイメージの具現化を
見た気がした。寓意としての設定に。

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投稿日:2008/04/12 15:54:59

文字数:314文字

カテゴリ:その他

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