真間の葦原の真ん中 幽かにする潮の香り
全てを捨ててもいいから 私に答えを下さい
黄昏時の淋しさは 空に棚引く雲の群れ
影はどこまでも長くて そして死んだように黒い
誰も知らないだろう 一途過ぎて

何で夕焼けこんなに綺麗なの?
烏三匹飛んでる西の空
逃げることもそれさえも出来なくて
鐘はただただ鳴りゆく国分寺
何で私は私に生まれたの?
涙受け継ぎ引き継ぎ然様なら
私ひとりの秘密の物語
手児奈ただただ眺める井戸の底

真間の葦原の外れの 鏡のような水の色
静寂に包まれている入江 夢幻のよう
誰も知らないだろう 一途過ぎて
誰もが気付くだろう 欲望の果て

何で夕焼けこんなに綺麗なの?
烏三匹飛んでく西の空
逃げることもそれさえも出来なくて
鐘はただただ鳴りゆく国分寺
衣濡らすは涙か夕露か
心溢れて零れて海となれ
私ひとりの秘密の物語
手児奈ただただ眺める沖の舟

何で夕焼けこんなに綺麗なの?
烏三匹遠のく西の空
君の瞳に映った人影は
消えて最後の一つの鐘が鳴る

何で?!

夕焼けこんなに綺麗なの?
烏三匹石打ち日が暮れて
戻すこともそれさえも出来なくて
鐘は再び鳴り出す国分寺

君と私の秘密の物語
手児奈ただただ微笑む…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

手児奈物語 歌詞

改変など、ご自由に!

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投稿日:2012/09/14 22:35:53

文字数:519文字

カテゴリ:歌詞

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