a
校舎裏の日陰に咲く花が
風で揺らぎ空に薫る
誰にも見えず声も出せず
ただ其処にいるだけで何を思うのか
b
才能なんて一つも無い
凡人には生き難い世の中だ
なんて 言い訳並べてさ
s
何もしないで生きてきた
いや無駄に酸素を消費して
役に立たずに生きてきた
まだ先の未来も見れないで
声の残響に脅かされている
今日も
a
吐いた酸素弱い毒が混じり
人は知らずそれを吸った
煎じて飲めば致死の毒も
気化してしまえば忘却の跡に
b
誰もが人を恨んでいる
努力の果て叶わない世の中だ
何で それでも生きてるの?
c
何の為に生まれたの?
何の為に生きてるの?
分からない、分からないけれど
今も其処に居れば良い
理由なんて最後で良い
眠る前に笑えたら
s
歴史に傷を残すほど
ああ偉大なんかじゃないけれど
君の心の奥底の
ただその思い出に掠れたい
いつかぼんやりと脳裏に浮かんだら…
いいな
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