カミラ・モンゴメリの葬儀のあとで
きれいなものときたないもの。
夜っぽい。
-歌詞-
セピアの密室/こぼしたインク/よごれたシーツ
ばら色のミイラ/ちぎれたひかり/呼吸がつまる
薬をこぼした
ろうそくのくぼみ
きしむふるい床
べたついた鏡
あまい匂いの腐った果実
どこかでだれかさんが爪を焦がした
うみの中をおよぐ金魚たち
さび付いた鍵は折れてもう使えない
絡む首かざり/腫れた爪先/おもちゃのピアノ
オレンヂの灯り/泥でよごして/夜を招いた
あまい匂いにこころゆすられ
プラスチックの喉にすいこまれてく
ちぎれた虫の翅を浮かべて
壁かけ時計の鐘が鳴りひびいた
ぼろぼろのカーテン引き裂いて
いばらの檻をぬれたリボンでとじる
うみの中の金魚のみこんで
ほら
ぼくは
もう
どこへも行けなくなった
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