ごみくずメロディ
どこにいても何をしていても
なんだか自分だけが場違いで
楽しそうな人たちの声が
聞こえないようにそっと耳を塞いだ
上を向いて歩こうとしたら
あいにく今日の天気は雨で
眠れぬ夜 不安に押し潰されそうになる
どうか明日よ 来ないでくれないか
虚しい祈りは狭い部屋の隅に消えた
鳴り響く憂鬱なベルの音
どこかの誰かの幸せとか
反吐が出そうなほどに大嫌いで
だけどそれ以上に醜くて
卑劣で無力な僕が死ぬほど嫌いで
歩み寄るつもりもないくせに
また寂しいって泣いてるんだよ
言い訳ばかり積み重ねてまた逃げ出して
馬鹿な自分を棚に上げて嘆く
このままじゃ駄目だって分かってる筈なのに
踏み出す勇気ある訳もなくて
なんとなく考えてたんだ
こんな僕に出来ることはあるの?
情けない今のままじゃきっと
泣いてる君に何も言えやしないだろう
歩き疲れて心無くしてしまった時
あの日捨ててしまった筈のメロディ
通り過ぎてく人ごみと喧騒の中で
負けないように鳴り響いていた
きっとこれから先 何度も躓いて逃げ出して
消えたくなるような夜がくるけど
いつの日か大嫌いな自分許せるように
少しずつ前を向いて行こうよ
あのメロディ 口ずさんで
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