濡れてるベンチ 虹の下
太陽ほのかに 光った

弱々しい温もりが揺れて
微笑んで歩みさえとめた

どこかで聴こえる声が
微かに響き ふわり冷たい風が吹く
それはきっと雫の音

ささやく気配 蒼い空
初雪の兆し まだかな

もうさみしい手のひらは冷えて
手袋の場所を考えた

どこかで聴こえる歌が
きらりと踊り ふわり優しい花が咲く
それはきっと雫の音

頬を撫でた光
雨上がりの匂い
雫が落ちたら

どこかで聴こえる声が
微かに響き ふわり冷たい風が吹く
それはきっと雫の音


<読みがな>

ぬれてるベンチ にじのした
たいようほのかに ひかった

よわよわしいぬくもりがゆれて
ほほえんであるきさえとめた

どこかできこえるこえが
かすかにひびき ふわりつめたいかぜがふく
それはきっとしずくのね

ささやくけはい あおいそら
はつゆきのきざし まだかな

もうさみしいてのひらはひえて
てぶくろのばしょをかんがえた

どこかできこえるうたが
きらりとおどり ふわりやさしいはながさく
それはきっとしずくのね

ほおをなでたひかり
あめあがりのに(おい)
しずくがおちたら

どこかできこえるこえが
かすかにひびき ふわりつめたいかぜがふく
それはきっとしずくのね




カッコ内は1音で数えます。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雫音

応募用に作りました→http://piapro.jp/t/drLJ

『晩秋の雨上がり』


→採用していただきました。ありがとうございます!

閲覧数:352

投稿日:2014/08/12 09:15:34

文字数:554文字

カテゴリ:歌詞

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