A1
汚れのない　夢を見た朝
時計とのダンス　今日も始まる
割り切れない　こともあるけど
まずは熱い　お茶を淹れよう

B1
それなり長く　歩いてきたね
手をつないでたり離したり
膨らむ雲へと　梯子をかけたら
届きそうな気がしていた

S1
繋ごう　たったひとつ
想い達を　紡いだ心模様
いくつもの　色を手に取って
創り出すのは　希望

ひと針　ひと針ずつ
重ねてゆく　かけがえない光を
何よりも　大きく広がる
愛の温もり　その肩を包むよ


A2
暗い窓を　締め切りながら
小鳥の訪れ　待ってるんだね
装うこと　慣れてくるほど
ほんとの声　胸を叩くよ

B2
産まれた頃の　まっすぐな目が
ああ　いつの間にか曇ってた
誰も言わなくたって僕が言うよ
「ありがとう」と　「強くなったね」

S2
泣いて　また直して
ほつれた糸　切らないままでいい
毎日の　隙間に隠れた
奇跡にいつか出会う
重ねて　ひとつにして
この世界を　どれだけ知れたのかな
不器用な　結び目の先へ
歩いてみよう　綻んだ笑顔で



【譜割り・()は一音分】

A1
けがれのない　ゆめをみたあさ
とけいとのダンス　(きょ)うもはじまる
わりきれない　こともあるけど
まずはあつい　お(ちゃ)をいれよう

B1
それなりながく　あるいてきたね
てをつないでたりはなしたり
ふくらむくもへと　はしごをかけたら
とどきそうなきがしていた

S1
つなごう　たったひとつ
おもいたちを　つむいだこころもよう
いくつもの　いろをてにとって
つくりだすのは　きぼう

ひとはり　ひとはりずつ
かさねてゆく　かけがえないひかりを
なによりも　おおきくひろがる
あいのぬくもり　そのかたをつつむよ


A2
くらいまどを　しめきりながら
ことりのおとずれ　まってるんだね
よそおうこと　なれてくるほど
ほんとのこえ　むねをたたくよ

B2
うまれたころの　まっすぐなめが
ああ　いつのまにかくもってた
だれもいわなく(たっ)てぼくがいうよ
ありがとうと　つよく(なっ)たね

S2
ないて　またなおして
ほつれたいと　きらないままでいい
まいにちの　すきまにかくれた
きせきにいつかであう
かさねて　ひとつにして
このせかいを　どれだけしれたのかな
ぶきような　むすびめのさきへ
あるいてみよう　ほころんだえがおで
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