和亀　和（わかめ　かず）
主人公。
少々おっとりしていて場に流されやすい。
世界規模の大企業「和亀カンパニー」の社長息子。
現在は執事兼コックの田中と二人、大陸の近くに浮かぶ離島で暮らす。通学手段はヘリ。
ちなみに和亀の通う羽華牝雫高は和亀の曽祖父が設立し、屋上にはちゃんとヘリポートがあるので安心。
物語は、和亀の目の前に＜四匹＞が現れたことから始まる。

沼上 遊気（ぬまがみ ゆうき）
常識知らずなトラブルメーカー。
何に対してもつっかかる性格で、ことあるごとに大騒ぎする。
斗紋とは幼馴染で、長い間同じ時間を過ごしてきたため息もピッタリ。
よく無謀な行動に走り、それが成功してたりするので余計調子に乗る。
本来の姿に戻ると犬（のような獣）になる。

琉架　斗紋（るか　ともん）
非常識でありながらも和亀以上に鋭いツッコミを放つ。遊気と良いコンビ。
気が強く、自分のペースで物事を考えがちだがそれが逆に皆を引っ張っている部分もある。
が、よく判断を誤るためとんでもない事態に陥ることも。斗紋も実はトラブルメーカーであったりする。
本来の姿に戻ると非常に大きく、人を乗せられる鷹のような鳥になる。

崔華 夜己（さいか やこ）
普段はしとやかでとても大人びて見える女性。
遊気や斗紋と同年代だとは誰が見ても分からないだろう。
物事の飲み込みが早く、環境に順応するのも早い。
よく田中と一緒に家事の手伝いをするが、料理だけはどうも苦手で、夜己が料理するものは食べ物とは呼べない代物ばかり。
また、お酒が入ると人格が変わる。

魔儺魔 哉乞（まなま やこつ）
常にマイペースで、自分の思うように行動している。
何を考えているのかイマイチ掴みにくく、協調性にも欠けるが、決して冷たい訳ではない。
熱中すると周りが見えなくなるタイプで、その状態の哉乞を止めるのはかなり難しい。
普段は温和だが、何かの拍子に別の哉乞が見える事もあり、結構感情表現に忙しい少年である。
性格や態度が激しく変わるので、あまり関わろうとしない者も多い。

田中　電卓也（たなか　でんたくや）
和亀の執事。一人で家事・洗濯・坊ちゃまの送り迎え・本家との連絡・保護者・その他もろもろ何でも勤める。
年齢は不詳だが、25歳とか35歳とか40歳とか色々と噂がある。
結婚はしているとかしていないとかバツイチとかバツニとか色々と噂がある。　結局は何も分からない。

頭良林 桂（づらばやし かつら）
羽華牝雫高に通う、和亀のクラスメイトであり親友。
「歩く広辞苑」と呼ばれ、幅広い知識を持っている。
頭は良いが、勘と運が悪く、物語の至る所で余計な事をしてくれる。

村上・ジャン・ピエール・エトワ・シャルロッテ
普段は村上エトワと名乗る。和亀のクラスメイトだが、影が薄く、人との関わりも少ない。
頭良や和亀とはよく話す。
ちなみに黒髪なのは、染めているから。

ファンファン
羽華牝雫高に通う。和亀たちと同学年。
空手部に所属している。
スポーツ万能。相手によって態度がころころ変わる性格。
遊気とは良きライバル。

牙上　楼華（きばのうえ　ろうか）
世間知らずの箱入り娘、自分と庶民は人種が違うのだと思っている。
考えるお金の桁が、庶民とゼロ2個分くらい違う。

松長　瑞穂（まつなが　みずほ）
クラスのマドンナ・マツナガ。
人に優しく、勉強熱心、スポーツもできて、面白い、なにより元気。クラスのムードメーカー。
男子からも女子からも好かれていて、しかし本人は謙虚さを忘れない。
実は付き合っている人がいるというが、誰なのかは謎のまた謎…。

月光仮面シャルル（げっこうかめんしゃるる）
新月以外の夜、誰かがピンチのときに現れる仮面の男。
巷ではかなり有名だが、その正体を知る者はいない。