まだ寝ても醒めても…
もう貴方のことは忘れたのに
黒い日呆気なく 五分前までの二人
簡単に消した煙
シミのついた天(そら)を 独り眺めてる
湿ったシーツに抱かれ
朝が来るまでに帰りましょう
夜へ置き去った 心が腐る 漂った海月
もう 二度と逢えない
もう 一度逢いたい 繋いでた
夢 忘れられずに
まだ 寝ても醒めても 私は此処
赤い日返事なく 噛みちぎりたい感情
思い出は 味もしない
取り込み中に言う「愛してる」なんか
信用性はゼロだし
なのに帰れない待っているの
全部嘘だった。白状しなよ ねえ最後くらい
また キスそれだけで
また 赦してしまう 終幕は
変わらずやって来る
馬鹿なふりをしても 虚しいだけ
深く鈍い痛み
それが貴方を感じられる
術(すべ)ならばそのままでいい
汚れた光に縋る
もう 二度と逢えない
もう 一度逢いたい 繋いでた
夢 忘れられずに
まだ 寝ても醒めても 私は此処
ねえ 貴方はいま何処
誰を 想っていますか
笑っていますか
戻る日常
ただ呼吸(いき)をしている この躯
まだ 忘れられない
でも 忘れてあげる
愛してたわ
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めろ太
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初めまして。めろ太です。
この度はご応募いただきありがとうございます!
胸が締め付けられる悲しくも熱い情熱が見え隠れする詩で、"恋"という複雑な感情を上手に描写出来ているなと思いました。
男性ボーカルなのに女性目線というのも何処か不思議で真新しいアダルティな雰囲気が漂い、個性が出ていてとても良いと感じました。
さて、既に応募があるので選考という形を取らせていただきます。
結果は期限の翌日(11/4)にメッセージにてお知らせします。
最後にもう1回、ありがとうございました!
2018/10/31 22:27:50