止まってた時がまた訪れて そっと語りかける
薄紅のその花を見る度に 胸が少し痛む
沢山の思い出と一緒に、歩んで来たんだね、私。
澄んだ青空の下 桜舞う中あなたと出会い
新緑の中で ささやくように語りあったね
あなたと過ごしたあの場所を、永遠に忘れない、ずっと。
長かった筈のあの思い出が、ふっ、と消えかけてた。
気がつけば幾つもの年月がそこに積み重なる
時が止まってしまえばいいと思っていた時もあった
廻る季節の中で 何度かの春あなたと過ごし
幾つもの桜 紡ぎ紡がれ大きくなったね
あなたと歩いたあの時間(とき)を、永遠に忘れない、きっと。
蕾綻ぶ時に 笑顔の中であなたと別れ
それぞれの道で 迷いながら大人になっても
あなたと過ごしたあの時間(とき)は、私の宝物だから。
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