ジャケット

淡い光のさす部屋で 薄い影を見る
ああ ここには何もなくて
ただひとり こころを揺さぶりあって

暗い床についた影は 虚ろげに ただ僕をまつ
すまして捨てた 言葉なんかもう
わからないんだよ

怖い 暗い 閉じた窓に
いくつかの  言葉の雨

見えない 知らない それでもいいかな
消えた ともしびの代わりに
その灯もいつか 消えるとしても
この胸の鼓動の 証明に

重いからだ照らされて 暗い足を見る
ああ レールなんてもうなくて
ただそこで 形を失いあって

引かれて擦り減った影が ただひっそり 僕の帰りをまつ
きれいに閉じた アクリルの空じゃ
とどかないんだよ

つらい 痛い ずれた窓から
こもれた 言の葉の槍

消えない 追えない それでもいいかな
あの日に見た灯りを 頼りに
この幻は 魅せ続けるだろう
その胸のサビかけた こころに

真白の朝の夢に
優しい 木漏れ日さす
いつか触れた温もりはそう


見えない 消えない それでもいいから
その胸の鼓動に ともしびを
あの灯にもまた きっとあるのだろう
この胸の虚ろな かげぼうし

追い出せやしない きっとだれだって

この胸のリズムに照らされて 
歩いて行ってくれるさ

きっと

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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かげぼうし

かげぼうし

作詞・作曲 level415

閲覧数:243

投稿日:2019/10/08 12:53:43

長さ:05:07

ファイルサイズ:11.7MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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