「月の花」

製作裏ヒストリー　作曲編


さかのぼること2004年、知人の神斗氏が作った歌詞に知人のアスティ氏が生声でこんな歌を吹き込んできた・・。


--歌詞-----------------------------------

まあるい真っ赤な日本人
お前のすっぱさプライドか？
甘味は優しさか？
昔からお前は恵みを与えてくれた
白いご飯は大親友
日の丸弁当は日本の国旗
お前は日本代表だ！

今も昔も変わらない
尊く大事な仲間達
日本の心そのものさ

湯気立つ緑の日本人
お前の渋さは存在証明？
あまみは協調性？
昔からお前はいつも僕らと共に居た
日本料理は皆、親友
烏龍茶にも負けないぜ
お前は日本代表だ！

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それに適当に伴奏をつけようとなったのだが、
この歌のイメージを無視して、自分の好みの伴奏をつけてしまった・・。
そしたら、この伴奏にこの歌詞は合わないだろうと、
逆に歌詞のほうを合わせようということになって、神斗氏から別の歌詞がやってきた。

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時に困らせ、怒らせた
あの頃にいつも感じてた
気持ちを伝えたい
昔から変わらないあなたの優しさが
何より僕らに安心を
与えてくれた。（どうも）ありがとう
あなたの子供でよかったよ

本当(ホント)ありがとお母さん
今も昔もこれからも
僕等の心、愛いっぱい

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いまみつけだしたのはこのテキストだけだったが、文字が合わないのでこれは最終版ではないのだろう。
一度はこの伴奏で歌ったものを録音したりもしたのだが、その音源すら行方不明。
しかし、それから７年が経ち、アスティ氏が当時のMIDIファイルをまだ持っていて、突然送りつけてきた。せっかくなのでこのピアノ曲を無駄にはしたくないと、7年のときをこえて、初音ミクの存在をふまえ、新たに世界観を募集して息を吹き込む作業に入ったのであった。