この世界は嫌いだとつぶやいて　目をとじた
失うことが怖くて嫌で　口を閉じた

何も聞いたくないなんて思って　みみを閉じた
一人でも大丈夫なんて思って　こころも閉じた　

こんな空っぽのボクに価値はあるの・・・

価値なんてない事なんてわかってるんだ
心臓を止めればすべて終われるのに
あきらめないといけないことなのに
なぜか閉じたはずのココロが叫ぶ
「ボクの居場所はどこなの」
だれかボクのことを愛してよ

歪んだ世界に浮かぶ月　
すべてを妖しく包む
希望を希望をと群がる群集
醜い心を建前で隠す
消失された真実の愛
快楽をただ求める獣
こんな世界見たくない、知りたくない、消えてしまえばいい
「そんな事いわないで…」そんな声が聞こえた気がした

その声が気になって知りたくて　目を開けた
ボクの事知ってほしくなって　口を開けた

キミの声を聞きたくなって　耳を澄ました
キミと愛し合いたくて　心を開いた

もう一人は嫌、キミとつながっていたいよ…

一人はもう嫌なんだ、寂しいんだ
愛してるだなんてどうしても言えないんだ
あきらめちゃいけないことなのに
なのに開けたはずの心が叫ぶんだ
「お前は人を愛すことが出来ないのか」
誰かボクに愛を教えてよ