!!CAUTION!!
神曲の【悪ノ娘】の二次創作替え歌です。
うp主はmonthy様と全然関係ない人間です。





「動きなさい。さらば神が動かれる。」


むかしむかしあるところに
悪逆非道の王国の
片隅で糸をつむいだ
美しい赤毛のむすめ

ある日彼女は教会で
神のお告げを受けました
我が子よ人々を救え、と
毎朝毎晩神は言う

生きるための穀物さえも
民群のもとに残されず
王家に逆らう者立ちは
粛正されていく


「神よ、わたしに何を望むというのです!」


聖の華 気高く咲く
たおやかな彩りで
天から与えられた光が
嗚呼 華の志を育ててく



似つかぬ鎧を身にまとい
ついに娘は立ち上がる
並み居る民衆たちの前で
神のお告げを告げる

暴君王女のとなりには
真なる王の息子がいる
双子の息子と忌むなかれ
彼こそ我らが君主なり

緑の残党と手を組み
いざ王宮へと乗り込まん
その時、目の前にあらわる
碧眼の少年


「いまは、王宮に乗り込んではいけない。」


聖の華 気高く咲く
恋しげな彩りで
少年の意志強きし瞳に
ああ 彼女は恋へと落ちていく



赤き剣士と馬を駆り
民軍率いる立ち姿
勇敢高貴な少年ぞ
まさに我らが君主なり

ある日 緑の亡命者
彼の暗殺を企てた
民衆彼らを拷問す
人々、彼を君主と認む

赤き剣士は民衆と
大地に伏し神に誓う
私は貴方を守り抜く
たとえ何が起こっても


「この命にかえても、貴方を守ります」


聖の華 気高く咲く
燃えさかる彩りで
華の命 この身を全て
彼のために散らして悔いはない



むかしむかしあるところに
王子に恋した女騎士
彼とともに語り合うは
新しい理想の国家

ついに王宮へ乗り込んで
教会の鐘が鳴る時間
王女と呼ばれたその人を
その手の中にとらえたり

鐘の音が響いたとき
隣の少年が可憐に言う
あら、おやつの時間がきたわ
娘は己が間違いを知る


「貴方を守ることが神に背く行いというのなら
 私はこの手でこの命を絶ちましょう」


聖の華 気高く咲く
狂おしい彩りで
守ると誓った人こそは
憎むべき悪の娘





足音



「お逃げ下さい!!」

「緑の国の残党が
 攻め入ってきます!!」




ライセンス

  • 非営利目的に限ります

二次創作【聖ノ騎士】

お読みになって下さって不快になられた方がいらっしゃったらすみません。
でも、一応すごくご興味のある方しか最後まで読んでいらっしゃらない前提で後書き書かせていただきます。

一応、これは続き物で

悪ノ娘(monthy様)
http://piapro.jp/a/content/?id=p8t2upfd9t13m825

悪ノ召使(monthy様)
http://piapro.jp/a/content/?id=w56a388f6o7fchjt

聖の騎士(僕の二次創作)

闇ノ王
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3171788

光の姫(僕の二次創作)
http://piapro.jp/a/content/?id=vf5huyeopa0jpn3t


そんな感じで書きました

実は、僕は今更ながら妹に勧められて
昨日初めて悪ノPの曲を聞いて衝動的に徹夜で作った歌詞です。
だって、あんなエンディング悲しすぎるじゃないですかっ
僕、ハッピーエンド中毒なんです…だから、どうにかして5人が生き残れる道を探したかったんです。

でも、自分でもわかるくらい矛盾だらけの内容です。
アップしたのは、ほんとうに自己満足です……。


《内容補足》
王女と召使いが入れ替わったのは
民軍が都にたどり着いたときと解釈して書いています。

原作に登場する牢屋は、人々が逃げ去ったあとの王宮と
……かなり無理があるのは承知のしていますが、させていただきました。

読みは、聖→ひじり 志→こころ 瞳→め のつもりです。つまらない内容の上に読みにくくてすみません。


こんな言い訳まで最後までお読みになった方、
もしもいらっしゃいましたら、ほんとうにありがとうございます。

ぜひ、あなたもハッピーエンド中毒患者様でありますように!





ちなみに、僕は弱い鶏になので叩かれたら一瞬にして下げます。


閲覧数:846

投稿日:2008/05/25 08:28:47

文字数:945文字

カテゴリ:その他

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