「 月の坂を滑り降りたら
きみの街へ行けるかな。」
そんな夢を 瞼に残し
ひどい雨に 濡れていた
片頭痛 やまないな 誰のせいだろう
どうしてもいつだって Ah いたくなるんだ
月夜の海に溺れて
酸素不足のまま、きみを
求めればすり抜けてく
鮮やかな尾を振って
Good night――
またきみに逢えるの?
思わず針を止めそうな
依存しがちな -永遠- 僕は望んでたんだ
「 星の光 手が届いたら
きみの傍にいれたかな。」
空に住まうラビットたちは
さらり夜を撫でてゆく
窓際で褪せている アザレア 一輪
矛盾した花言葉 枯れゆくのは運命(さだめ)
刹那の恋に揺られて
花弁ひらひらと、散らし
躑躅色の思い出も忘却の彼方へと
Good bye――
また夜に靉靆
思わず息を止めそうな
雲隠れする願いを星空に探してた
月夜の海に溺れて
酸素不足のまま、きみを
求めればすり抜けてく
鮮やかな尾を振って
Good night――
またきみに逢えたら
かまわず愛をさらけだそう
叶わぬ夢に喘いだ
――きみに手が届かない。
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想