硝子が飛び散った 欠片 目を奪われた
破れた皮膚から 滲む鈍黒(にぶぐろ)い赤
誰もがおののいて 逃げる場所もなくて
うなだれ震える 肩を抱く人もなく
後ろ手に縛られた 革紐は腐った
白と黒を阻む高い壁
超えたかった 無力な僕は
嘲笑うように 高く飛ぶ
あの鳩を 絞め殺したかった
呻きの声がまた 響く重苦しい朝
塞いだ耳にも 届く最後の祈り
静かに見開いた 瞳 色はなくって
わずかな窓から 光 求め続けた
冷えきった独房に 刻まれた独白
エピローグは神の手のひらに
生きたかった 名もない誰か
オリーブの葉 ひとひら落とした
あの鳩を ずっと追いたかった
譫言(うわごと)も溜息も 鉄柵に隔たれ
無垢な身体 今日も悠々と
どこまででも 旋回する
方舟はもう ガラクタだって
あの鳩に そっと伝えたかった
あの鳩を 絞め殺したかった
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