宵月 隠れんぼ 暗い昏い 足音
髪を遊ぶ夕風 銀鈴を鳴らしてる
「おねがいよ」 振り向いた 頬を染めてる女の子
禁断の呪文に 唇寄せて
『mors、わたしの箱は 二種の酒で満たされた。
Cervisia et Vinumを
混ぜ合わせて そのどちらも 損ねてしまったの』
密かな罪の懺悔 震える組んだ指から 零れだすもの
『贖さなくていい この賤しい わたしをさあ その手に迎えて』
繊月 消えかける 悲し哀し 燈火
不意に凪いだ星海 帰る時を告ぐ
「おねがいだ」 振り向いた 強い瞳をした男の子
懇願の呪文が 唇を突く
『mors、渇いたぼくを視えないように隠した。
嘘のamorで満ちた
箱を持って うれしそうに 彼女は笑ってた』
きつく結ばれた腕 閉じた目に添えたviola
小鳥たちが唄いだす Memento mori Memento mori 聖なる安らぎを
虚しい罪を吐いて 鈍く痛む胸を撫で 残された痕
『赦さなくていい 君を騙し 裏切られた この手を迎えて』
tristi mente
My sin for infidelity
My sin for apathy
あんまり自分が描かないタイプの歌詞で
ちょっと新鮮な感じでした。
いろんな空想を広げられるような歌詞にしてみました。
ちょこっと解説(ラテン語)
tristi mente :悲しい心で
moris:死神、この詞に於いては「死神よ」
cervisia et Vinum:ビールとワイン
amor:愛
viola:スミレ
Memento mori :死を想え、いつか死ぬということを忘れるな
前のバージョンでひらがな読みがありますので、
ご参照ください。
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