この空想(ユメ)が汚れてしまう
そんな終わりになる前に
青い春 思い出のまま
手放すことにしたのです

ラムネ片手の坂
蜃気楼の先に
猫の街があると

茜差す帰路の
曲がり角の先に
おばけがいるような

命綱だなんて
白線を呼ぶ日々

仕舞い込むこともできない
そんな幻覚(ユメ)を僕はずっと
郷愁を人質にして
手放せないままなのです

夜の木陰の下
見えた「何か」
それは枯れ尾花で

壁の小さな穴
そこに住む隣人なんていないのです

開かずの間の中に
現実がいました

この空想(ユメ)を汚してしまう
そんな終わりが来ることが
弱い僕には耐え難く
思い出に手放すのです

この空想(ユメ)を汚してしまう
そんな終わりになる前に
傍の僕の友達
さよなら
いつかまた逢えたなら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

親友へ

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投稿日:2024/10/04 03:20:37

文字数:338文字

カテゴリ:歌詞

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