ようやく辿り着いた
眩む陽光も今 影を潜めて
長い昼もやがて縮み
夏の終わりに、今

今年の夏の思い出も
果てなき生の証と、糧と
渚に寄せては返す
かの海も穏やかに見守って


夏が終わり四季が動き出す
梅雨を越えて訪れた
永き夏の終焉を
今宵迎えようかと言うのなら
お別れを告げようか



五月蠅い蝉の鳴き声
緑の茂る木々と、汗ばむ君と
寝付けぬ夜も過ぎ去って
夏の終わりに、今

少しだけ華やいだ街も
落ち着いた季節へと移ろう
季節を三度越せば
また訪れる夏へ向かい

夏祭り、打ち上げ花火
夜を忘れまい
暑き中にいた君の
涼やかな笑顔もきっと
忘れまい


夏が終わろうと、時を進め
北風が迎えに来た
秋風を合図に。
今宵振り返る夏の日々に
お別れを告げようか

夏の終わりに、今

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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夏の終わりに

むしろ秋の終わりですよね

閲覧数:33

投稿日:2010/11/24 18:16:26

文字数:376文字

カテゴリ:歌詞

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