出会いは突然で
小さな頃だったよね
何でもないように話していたけど
本当は君のことが好きなんだよ

身長が低くて声が高くて
本当に君は可愛かったな
身長が高い私には
羨ましかった
話すのが好きで面白くて
本当に君は人気者
だからずっと周りに誰かが
いたよね

「ずっと前から好きでした」なんて
マンガみたいなこと言えるわけないよ
そもそもそんなこと伝えたら
笑われちゃうでしょ…？

君と出会えてから
毎日笑いが絶えなかったよ
友達と笑うその笑顔
私にも見せて欲しくて
告白をしようとしても
「好き」の言葉が出てこないよ
こんな意気地なしが恋していいのかな？
私の凸凹な恋

君をずっと見ていたのに何故か
君が変わっていた
いつの間にか身長が
同じくらいに
私は自分の名前が嫌いだった
でも君が優しい声で
私の名前を呼んでくれたから
少し好きになれたよ

「ずっとそばにいて欲しい」なんて
マンガみたいなこと言って欲しいな
でも言われたら言われたで
溶けてしまいそう…

君を意識してから
毎日緊張していたよ
放課後の君の話を
私にもしてほしくて
思いを伝えようとしても
恥ずかしくて何も言えないよ
こんなバカが恋をしていいのかな
凸凹な恋

君を好きになってから
毎日好きが溢れてるよ
みんなが好きな君の笑顔を
私が独り占めしたくて
思いを伝えよう
恥ずかしくて逃げちゃいそうでも
これからまた始めるの
凸凹な恋を