夢の隣

A)
その背中を　いつも見ていた
君の隣に　いたつもりなのに
風に揺れる　髪を撫でたら
いつのまにか　君が遠くて

B)
一生懸命　走ったのは
いつか見た　夢の続き
遠くに向かう　君の背は
淋しいけど　笑顔で送りたい

S)
振り向かず　前だけを　ただ見続け
走る　その姿　追いかけている
君の視る　その夢の　少し隣
今は　その夢を　私も見ていいですか・・・？

A)
いつのまにか　時は過ぎてて
離れてるのは　距離だけなのかな？
忙しさは　理由にならない
気付いてても　踏み出せなくて

B)
あの時の君の　ようになれたら
君の後を　ついてゆけた？
自分一人では　迷うだけで
「君の顔が　見たくて」それだけ

S)
三度目の　季節達　追い越してく
君を　眺めてた　私の時間
言葉には　出来なくて　意気地なしの
私　だけ残る　あの頃の想いと共に・・・

（～間奏～）

S無音）
この街は　変わらない　そう私も
ずっと　待ち続け　待ちぼうけ　でも―

S)
月日だけ　過ぎていく　その痛みも
いつか　心から　消え去るのかな・・・？
けれど　忘れない　貴方の背と
いつも　語ってた　貴方の夢の続き　そう

S転調）
変わらない　街並みに　少しだけど
変わった　私が居て　AH・・・
変わらない　その瞳　輝いてる
貴方に　こう言うよ　「貴方の隣で―」　同じ夢を見たい・・・