理想や夢など馬鹿馬鹿しいだけ
求めるものなど 何もないんだと
醒めた振りして 離した自意識
嘯く 視界は 閉じてく

愛や希望など嘘臭いだけと
焦がれる感情 覆い隠して
知らない振りして 仮面をかぶった
俯く 喉で 声嗄れて

ガラスの瞳 まばたきしても
涙など流れない

孤独の代わりに掴んだimitation
薄れ消えていく
その境界線越えて あちら側へ
行ってしまおうか
仄暗い水の底 沈む

絶望それは甘美な誘惑
いっそ何もかも手放した先で
信じた振りして全て委ねてみましょうか
終わらない夜に

鉄の心臓(むね)に 耳を当てても
鼓動は聞こえない

プライド捨てて縋ったimitation
枯れて朽ちていく
その境界線越えて あちら側へ
行ってしまおうか
不透明な答えは 墜ちる

鏡の中 手招きしてる
残像 振り払え

理性を手放し選んだimitation
崩れ埋もれてく
その境界線越えて あちら側へ
行ってしまおうか
全て失くす寸前 瞼を照らす
その輝きは 今も


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

imitation

corosukeさまの歌詞募集に応募する作品です。
http://piapro.jp/t/36if

初めて聴いた時に、このタイトルが浮かんで、そこから世界を広げて詞を書きました。

まぶしく光るイミテーションの輝きと、その前に霞んでしまいそうな心との葛藤をイメージしました。

閲覧数:169

投稿日:2012/07/05 18:26:55

文字数:442文字

カテゴリ:歌詞

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