to the light
雨は降り注ぐ ひとり揺れる 花の上
鈍色に煙る 雲が陽射し 隠して
凍える 魂が 泣いた
彷徨う 行き先は何処に
教えて 此処にいる 訳を
遥か君の許(もと) 消える 祈り
調律された世界 麗しくて 残酷で
歯車から 紡がれる 明日
尖った針 刻み込む 未来
翼は 羽ばたきを 忘れ
夢幻の 安らぎに墜ちる
薄らぐ 感情に 紛れ
微か君の声 胸に 響く
あの日の空は 何処にもありはしない
けれど向かう 彼方
光 照らす方へ
頬を濡らす雨 ひとり揺れる 花の上
鮮やかな滴 波紋になり 広がる
心を 軋ませて 歩く
記憶を 強く握り締め
明け行く 灯火は やがて
一筋の道を 拓く だろう
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想