貴方に喰べられちゃうわ
好きよ この気持ち気付いて

ある晴れた日の朝
御遣い頼まれた ママに
おばあちゃんの元へ
ワインとパンを届けて

森の奥深くで
貴方 青い瞳を晒し
その美しい容姿で
私の手を取り言った

「素敵な君に 釘づけなんだ」
甘い囁き 直ぐに溺れ酔った

好きだ 好きさ 愛してる
毒の華を受け取った

私貴方が好きよ
そう 僕も愛してるさ
その赤い仮面外して
白い頬をよく見せて
そんなに見つめないでよ
余計好きになったらどうするの?
禁断の青い果実を
私とともに貪って


本当は知ってたの
私を喰らうことなど
だけど 少しの可能性
私と貴方の愛を

おばあちゃんは逝った
そして貴方は言った
君を連れ去り
僕だけのものにする

鋭く光るその牙
貴方が望むならば

ワイン床に飛び散って
貴方私を抱きしめた
そんな事ってあるの
まるで御伽話みたい

牙が首に突き刺さり
紅い鮮血飛び散る
床のワインと混ざって
まるで私の頭巾ね

好きよ 愛しているのよ
かつて君が言った言葉
今度は私が返すわ
もう迷いも何もないわ

抱きしめられた躰が
優しい手でなぞられてく
獣のような貴方が
何故か優しさで満ちていて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【歌詞応募用】紅頭巾と蒼狼

http://piapro.jp/t/D3IE

に応募させていただいた作品です!
赤ずきんのパロとして妄想させていただきましたwww

閲覧数:106

投稿日:2011/06/29 17:16:58

文字数:515文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました