石畳の丘で 脊髄のような地脈を剥がした
弛んでいた祈りは 今一度耳打ちで済ました

カーテンを抜け 暗い路地でミルクを恵まれた
星海に寄せる波間は 希望らしく澄まして坐していた


空に怯えた
あのグレーが落ちてこないといいな
粉雪が振り止まぬ真夏に
明日死ぬ君が植えていった無花果の花


静謐なる床
ややあって汚す
偶然の香り
祝杯を交わそう

影も形もない日々へ


ライセンス

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静謐なる床

閲覧数:42

投稿日:2011/04/09 13:32:50

文字数:187文字

カテゴリ:歌詞

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