ジャケット

Eine Phantasie im Morgen



咲いた 修羅も枯れ逝くだろう
不条理なここに 生まれたなら
浮かぶ 水面の月
太陽は悲しみに暮れて

叫んでもまだ 気付かぬまま すり替わり
引き摺る足を 庇いながら 繰り返し
遡及する日々 求める意味 ふたりだけ
揃えた角が 潰れてほら 鮮やかに染めて

Fallen days,
貴方がいた場所が 徐々に崩れて消え去ってしまう前に
この手を伸ばしても すり抜けて堕ちてゆく時間に
耐え切れるほどは強くなれないから


小さな 春を抱え込む
懐かしい優しさを浴びた
揺れる 大樹の足元
そこで貴方は背を向けてた

疲れたもう 終わらせよう 永久の旅
思い出すんだ あの日の笑顔 躓く度
奪っても尚 掲げる火を 空に観た
それから紅く セカイが逝く 闇が囁いて

Fallen skys,
肥大した虚空と それでも拒み続ける貴方の肩は
小さく震えてる 思った以上に辛いんだ
これで本当にお別れなんだ


Glory days,
追い詰められたのは 貴方の方だと初めて気付いた
時が許すまで もう一度あの日のように抱き寄せて
告げるありがとう

Fallen me,
貴方がいた時が 徐々に薄れて消え去ってしまう前に
この身を捧げても 綺麗な貴方は生きて征け
繰り返す春と修羅達のように―

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Eine Phantasie im Morgen

宮沢賢治の真空溶媒(Eine Phantasie im Morgen)から

今年こそ念願のアルバム出したい
MIXも含めてちょっと自信作よ

閲覧数:455

投稿日:2019/02/22 17:01:12

長さ:05:35

ファイルサイズ:12.8MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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