今日も出ました、ご機嫌ナナメ
草木も眠る2時
呼んでも呼ばれもしないのに
まずは金縛り、ね☆

足下から這い上がる君
濡れた長い黒髪
目を合わせたその瞬間に
恋の花が咲くわけない?

「君はどこから来たんだい?」
「3丁目の共同墓地から」
「素敵な白い着物だね」
「じゃぁ、貴方も着てみたらどう?」

《そして、ほどなく二人は恋に落ち人目を気にして
夜に彼女が彼の部屋へ訪れる、いわゆる通い妻となったのです》

彼女の好きなフレグランス
日本○堂の白檀
嫌いな歌、般若心経
好きなタイプ、じぇいそん♥

今どきの流行りおさえてる
首にはパワーストーン
青白い肌はきっと
美白ケアの賜物

「休みの日は何してるの?」
「出たり入ったりしています(人の体を)」
「相当忙しそうだね」
「でもこれが快感なんです」

それから二人は何度も夜を明かしては
途絶えない会話を続けて愛し合ったのデス


「今度は私から質問」
「何でも答えてみせます」
「私と一緒になりたいの?」
「君と同じ気持ちだよ」

「では今から付いて来て…
右足を一歩前へ…」
「こらこらどこに行くんだい?(//∀//) 」
「私の声のする方へと…。
そのまま前へと一歩ずつ進んで、おいで
もう少しもう少し、そうそのまま、おいでおいで」
「あ、そうだ、今日はジャ○プの発売日だった!!
ワ○ピースの続きを読まなきゃいけないんだった!!」

《彼女との鬼ごっこの途中で部屋に帰った彼。おそるべし
ジャ○プへの執着心が勝ってしまったのdeath》

今日も出ない昨日も来ない
一人ぼっちの夜
草木も眠る丑三つ時
「あーあどこに行ったんだろう」

『あと少しだったのに…』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

Ghost Lover

幽霊と恋に落ちた男と幽霊の女の攻防戦(?)
です。

二人の会話や恋愛のやりとりでちょっと特異な世界を書いてみました。

最後、ウィスパーで「もう少しだったのに」としたら
怖いかな・・?って思いました。

閲覧数:231

投稿日:2015/10/03 20:41:30

文字数:715文字

カテゴリ:歌詞

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