Gem


どれだけ夢を見ても
離れて遠ざかって
理想は理想のままで
「いつかは届くといいな」
無邪気に信じた少女
あなたは鏡の中でため息

『誰か』になりたかったけど
何ひとつ上手くいかないまま
日々は過ぎてく
いつだって早送りで

さらば、青春。
風の音に耳澄まして泣いていたんだ
季節が終わり 迫る明日に
漠然とした不安募らせて
まばゆい太陽の下 夕立の気配に
ただ一人震えてた


放課後 静まる校舎
そそいだ斜陽の朱
何かに焦る心が
恐くて叫びだそうともがいて
結局いつも何一つ変われず
『私』のままね


挫折や後悔も
私が今を生きる証だから
さあ 涙拭い
泣き濡れた顔を上げて

さらば、青春。
空っぽだと思い込んでいただけだった
瞬きの間に通り過ぎて
振り返ればそこで輝いてた
色とりどりの貴石に
私が映り込む
眩しくて敵わないな


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どれだけゆめをみても
はなれてとおざかあて
りそうはりそうのままで
いつかはとどくといーな
むじゃきにしんじたしょうじょ
あなたはかがみのなかでためいき

だれかになりたかーたけど
なにひとつうまくいかないまま
ひびはすぎてく
いつだあてはやおくりで

さらばせいしゅ(ん)
かぜのおとにみみすましてないていた(ん)だ
きせつがおわり せまるあすに
ばくぜんとしたふあんつのらせて
まばゆいたいようのした ゆうだちのけはいに
ただひとりふるえてた


ほうかご しずまるこーしゃ
そそいだしゃようのあか
なにかにあせるこころが
こわくてさけびだそーともがいて
けえきょくいつもなにひとつかわれず
わたしのままね


ざせつやこうかいも
わたしがいまをいきるあかしだから
さー なみだぬぐい
なきぬれたかおをあげて

さらばせいしゅ(ん)
からっぽだとおもいこんでいただけだーた
まばたきのまにとおりすぎて
ふりかえればそこでかがやいてた
いろとりどりのきせきに
わたしがうつりこむ
まぶしくてかなわな(い)な

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

■Gem

ttmywrkさんの【GUMI】(歌詞募集_17) ※5/29(日)〆切への応募作です。

http://piapro.jp/t/fNts

@歌詞について
学生の頃は学生の頃なりに大変だったけど、やっぱりあの頃が懐かしくなるのだなあ。
そんなこと言ってる大人に反発したものだけれど、着実にそんなこと言ってる大人になりつつある今日この頃。

閲覧数:292

投稿日:2016/05/29 08:33:30

文字数:868文字

カテゴリ:歌詞

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