桜舞い落ちるこの孤独に 憂い洗い流すように
揺れる言の葉君の気まぐれ 色めくこの花のように
桜こぼれる指の隙間に 見果てぬ旅の始まり
揺れるあえかなるこの現に いざなう泡沫の春
桜咲く季節 訪れる度 浮かぶ面影
響くように 重ねるように その時を刻む
在りし日を想う 腕の温もり 君を彩る全て
禍福は糾える縄の如し 時雨に濡れる
桜咲き乱れるこの孤独に 一抹の寂寥超えて
揺れる花びら逢魔が時に 幽世を隔てるように
桜散りゆく胸の隙間に 理を映すように
揺れるあえかなるこの季節に たどる誰が為の軌跡
今年の春も 桜咲いたよ 君に伝う言葉
祈るように 乞い願うように 碧い空仰ぐ
刹那のとき ふいに巡る 君が残した全て
人間万事塞翁が馬 憂き世に揺れる
桜舞い踊るこの奈落に 穢れ洗い流すように
揺れるあまねくこの現し世に 幽世と結ぶように
桜積もる心の隙間に あふるる泪いざなう
揺れるあえかなるこの心に 懐かしい春はいつか
大事なものは 失ってなお その切なさ募る
桜舞い落ちるこの孤独に 憂い洗い流すように
揺れる言の葉君の気まぐれ 色めくこの花のように
桜こぼれる指の隙間に 見果てぬ旅の始まり
揺れるあえかなるこの現に いざなう泡沫の春
君にまた逢える日まで・・・
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