ぶちまけた思いは強く
それこそ受けとめきれない程に
断続的に紡がれるのは
問題を孕む爆弾と悪意

「人を嫌うことすら疲れた」と
ほざくあの子の次の標的は?
私は所詮郵便ポスト
狂気と表裏の漂着場所

憎しみを綴る歌声は
たとえばそれが邪推だとしても
まるで……そう、
己の醜さを吐露するかのようだ
流れ流れて私に着くの
隠れ蓑は煤で黒くなった

吐き捨てた言葉は重く
それこそ持ち上げられない程に
連続的に作られるのは
人害を招く質問と作為

「人を好きになりたいけど無理」と
喚くあの子の次の目的は?
私は所詮ロッカールーム
正気と理性の置き忘れ場所

悲しみを笑う歌声は
たとえばそれが偏見だとしても
まるで……そう、
己の汚さを暴露しているようだ
揺れて移って私に来るの
仮面笑顔は灰で汚れていった

汚れていった、黒い隠れ蓑

憎しみを綴る歌声は
たとえばそれが邪推だとしても
まるで……そう、
周りの美しさ否定するかのようだ
流れ流れてあの子は破滅
透明な私 「また、次の人。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

傍観者の戯言

自分で作った詩から作詞しようと思って、目についたもので作りました。
“女の子特有のどす黒くて薄汚い悪意の集合場所は、どこへ行く。”

閲覧数:33

投稿日:2010/05/07 20:32:24

文字数:444文字

カテゴリ:歌詞

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