1-A
「拝啓、」真面目な書き出し
キミらしくないね「どうしたの？」
そのまま笑い飛ばせたら良かったのに
手紙を持つ手が震えだす

1-B
「どうしてさ」「何でだよ」
溢れるのは疑問ばかりで
初めて“セカイ”を恨みました

1-サビ
ボクの小指から繋がるのは
運命(さだめ)か偶然 どちらも手に負えない
ああ 今日はなんだか頭が痛い
誰かボクにクスリを頂戴


2-A
「会いたい」無理だよ分かってる
アホらしいでしょう？「馬鹿馬鹿しい」
だってさ笑い飛ばしても良かったのに
そんなに嫌なら燃やしてよ

2-B
「どうしても」「何ででも」
溢れるなら栓を閉めよう
そっちの方が手っ取り早い

2-サビ
キミの手首から流れるのは
希望か絶望 どちらも気に入らない
ああ　今日もなんだか胸が苦しい
彼は飽きずクスリを飲んでる


C
ボクの小指とキミの小指
(キミの手首が赤く傷付く)

繋がれツナガレ“運命の糸”
(届いてトドイテ“止めての声”)

キミに後少しで会える気がするんだ
(誰も会いに来てだなんて言ってない)

ふわりと掠める懐かしい香り
(じわりと滲んだ錆び付いた臭い)


3-B
「どんなにさ、頑張っても。
　彼女が止めてと叫ぶんだ。
　死んでごめんねって謝るんだ」


3-a-サビ
ボクの小指から繋がるのは
運命か偶然 どちらも手に負えない
でも　今日はなんだか居心地が良い
キミの好きな歌でも歌おう

3-b-サビ
キミの手首から流れるのは
希望か絶望 どちらも気に入らない
ねぇ　だからもう少しこのままで
その優しい歌声聞かせて