言葉を使って疑いあうくらいなら
心臓を少しだけ近くに寄せあった
時々思い出して月を見つけたんだ
指先の感覚を作詞家が伝えたがる
貴方へ
貴方へと届かないのかい
画面上の惑星は日々の暑さに沿った
語りを止めない病人のうるう眼に
明日別れ際彼は言おうとする
さよならっていうのはまた会いたいだけさ
貴方へ
貴方へ届けられないなら
あの時からずっと呼吸器は落ち着かないの
冷めたスープで覚醒の日を待ち続けている
ひとりで ひとりで
愛に溺れた生き物が
最後に見た藝術は
世界が作り忘れていた
四小節さ
ldc.
ldc.
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