坂道 転げ落ちる
よく熟れた赤い林檎
粉々に 砕けて潰れる

湖 泳ぎ廻る
死に掛けた 青い魚
泡を吐き 水に溶け逝く

面白可笑しく 道化師は語る 
嘘で固められた 御伽噺を
狂ったようなアコルディオンの音 
お腹を抱えて観客は哂う
偽りこそが本当の姿さ 
真実は灰に埋もれてく

演技はいつしか
当たり前になり 
ピエロはひとりきりで迷子
(まだ気付かないの?)
(振り向いてみなよ)

ほら 君の後ろには
ほら 君の後ろには
ほら 君の後ろには

闇の中 笑ってる
血まみれの 

クレイヂィ・クラウン

涙を流して道化師は語る 
闇に葬られた国の歴史を
崩れて壊れたオルケストラには 
誰一人として観客はいない
偽りこそが本当の優しさ 
真実は笑顔の裏側

演技はいつしか
滅茶苦茶になって 
ピエロはひとりきりで叫ぶ
(もう気付いたでしょ?)
(目を開けてみなよ)

ほら 君の格好は
ほら 君の格好は
ほら 君の格好は

泣きながら 
笑ってる
罅割れた 
鏡の中
君の姿 

クレイヂィ・クラウン

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

クレイヂィ・クラウン

閲覧数:414

投稿日:2008/11/29 22:23:18

文字数:481文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました