WOLF WOMAN Ver1.25
1998年~2000年くらいに作った80'sブリティッシュポップロック的音楽。
V2日本語で歌わせています。当時は英語バージョンが無かったし日本語入力で英語を歌わせることにチャレンジしたかったというのもあるしそもそも私がほとんど日本語で曲を書かないというのもある。
この曲にはリアルなエピソードがあって会社の先輩が出張先から電話を掛けてきた。仕事が終わって「夜の街」から掛けてきたのだが、ふさけて「キャバ嬢と代わるから何か喋れ」と言うのだ。いきなり振られて困ったが、何度か同じ人と電話越しに話したことがあった。
先輩が言うように頑張り屋の良い人で昼は会社で働いて、夜は夜でキャバ嬢をしているのだそうだ。そんな昼と夜を生きる不思議な彼女に想像力を掻き立てられて作った曲です。私も出張で行く機会があるかも知れないからその時は先輩と一緒に店に行きますねという約束をしていましたが、2年後くらいにその人は若くしてガンで亡くなってしまいました。
電話越しに話しただけの相手ですが約束していたのに永遠に果たせないという後悔は何やら心に小さな穴を開けられて感じがします。
でも、曲も歌詞もシンミリした感じにはしたくなかったので生前のインスピレーションのまま完成させました。
怪しげな雰囲気と気さくな性格を同時に持ち合わせる粋な感じを曲の中で表現しています。
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