ジャケット

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ホシゾラアリジゴク(未アレンジ)

生物シリーズ第59弾のテーマはアリジゴク
アリジゴクはウスバカゲロウの幼虫です
アリジゴクの巣は砂地にすり鉢状の形状で作られており
そこに足を取られたアリ等がアリジゴクの餌食になります

星空を見ているときの引き込まれるような感覚から
街の灯や星々の光の粒と砂の粒を重ね
アリジゴクの巣に見立てて
歌詞を作ってみました~


<歌詞>
這いつくばりしがみつき
流されたどり着いたのは
忙しなく過ぎる日々
さながら働きアリのよう

夜の街は
無数の灯(ひかり)が導いてくれているけど
行くべき場所はわからない

街の灯はアリジゴク
崩れてく砂のように
引きずり込まれた心は
アリジゴクの巣に囚われてしまい
もがけどもがけど這い上がることの
できない獲物のように
堕ちてゆく

逃げ出した街の灯を
背にして広がる光景は
ついてくるどこまでも
そこから逃れる術はない

夜の空は
無数の星(ひかり)が語りかけてくれるけど
言葉の意味はわからない

星空はアリジゴク
乱れ飛ぶ砂のように
流れる星たちに込めた儚い願いは
まるでアリジゴクのアゴに挟まれ
消化液を注ぎ込まれた身体のように
溶けてゆく

逃げることは叶わないこの運命(さだめ)
もう今更わからないその正解(こたえ)

星空はアリジゴク
いつまでもどこまでも
果てなく続くと思われた星空は消え
心を吸い上げたアリジゴクから
ウスバカゲロウが羽化をするように夜が
明けてゆく

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投稿日:2021/02/12 17:36:38

長さ:02:29

ファイルサイズ:2.3MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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