赤と青と黄色を
混ぜ込んで染め抜いた
黒いロングコート
かっこつけた帽子

口笛で雨を歌い
織り縫い拵えた
濡れたヴェルヴェット地の
継ぎ接ぎで出来た夜

コーヒーに浸して掻き混ぜれば溶けてしまう
様な白い太もも 隠して歩いてく
こんな深い夜にそっとドアを開けて光の下では見えないものを探す

何もかもが満ち足り過ぎている 世界で腐るために生まれてきた
ものは必要ない 必要なのはさ
例えばママが愛する子供へと
贈るテディベア 星空 愛の歌
何かが欠けている胸の奥が欲っしてる暖かさ


スポットライトなんて
望んだ事はない
どうせ脚本通り
演じれるわけ無い

誰かが求めるものを
演じるためだけに
自分を費やすなんて
正しいと思えない

自分のものにしたいと思った時だけしか手を伸ばさない代わり 必ず手に入れる
手を伸ばすかそれとも手放すのか ただそれだけは誰にも決めさせない

生まれ持ったものと手に入れたもの 赤と青と黄色に染まった
でこぼこの継ぎ接ぎがお洒落でしょう?
濡れたヴェルヴェットの夜を照らしてる 星とはいかないけれど私
思えば 無数に光る愛を生んできたわ

こんな風に思うのはワガママ? 別にそうでも全く構わない
だって滑らかに揺れる夜の下で
雨を歌い帽子の上に手を置いて 私は探す探してる探し出す
次に私が手を伸ばすべきまだ知らない何かを



-------------------------かな-------------------------

あかと あおと きいろを
まぜこん でそめぬいた
くろい ろんぐこーと
かっこ つけたぼうし

くちぶ えで あめをうたい
おりぬ いこしらえた
ぬれたヴぇるヴぇとじの
つぎは ぎでできたよる

こーひーに ひたしてかき まぜれば とけてしまう
ような しろ い ふともも かくして あるいてく
こんな ふかいよるに そっと どあをあけてひかりのした ではみえない もの を さがす

なにも かもがみちたり すぎている せかいでくさるためにうまれ てきた
ものはひつようない ひつよーなのはさ
たとえばま ま が あい する こど も へと
おくるてでぃべあ ほしぞら あいのうた
なにか がかけている むね のおく がほ お してる あたたかさ


すぽと らいとなんて
のぞん だことはない
どうせ きゃくほんどーり
えんじ れるわけない

だれか がもとめるもの(を)
えんじ るためだけに
じぶん をつやすなんて
ただし とおもえない

じぶんの ものに したいと おもった ときだけしか てをのばさないかわり かならず てにいれる
てを のばすかそれ とも てばなすのかただそれだけ は だれにも きめさ せない

うまれ もったもの と てにいれたもの あかとあおときいろにそまった
でこぼこのつぎはぎがおしゃ れでしょう
ぬれたヴぇるヴぇっとのよるを てらしてる ほしとはいかないけれど わたし
おもえば むすうにひかる あいを うんできたわ

こん な ふうにお もう のは わがまま べつにそうでもまったく かま わない
だて なめらかにゆれ るよる のしたで
あめをうたい ぼう しのう えに てをおいて わたしはさがすさがしてるさがしだす
つぎに わたしがてを のば すべき まだしらない なにかを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ヴェルヴェットの夜

人様の楽曲で書かせていただいた詞。

閲覧数:346

投稿日:2016/03/27 02:20:30

文字数:1,399文字

カテゴリ:歌詞

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