ただ戦うことしかできなかった
殴った後の拳の痛みを気付かないふりして
ただ殴り続けた
ただ何かを求めてた

勉強なんて全然できなくて 喧嘩ばかりの毎日
信じられるものなんて何処にもなかった
近づくモノは全部壊した

どんなにバカにされても 不良だと言われても
殴ることでしか関われなかった

この振り上げた拳に何かを護る事なんて出来なくて
傷付けることしかできなかった
傷付けることしか知らなかった

いつの間にか 守りたかったもの また失くなってたよ
もう良い子を演じるのに疲れた
どんなに良い子でも悪い子でも 誰も気付きはしないから

ただ逃げてた
向き合う事が怖くて 拒絶されるのが怖くて
そうなる前に自分から拒んで 逃げて…
こんなに苦しいなら 何も知りたくなんてなかった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

喧嘩上等

最近 荒れてた頃の精神状態に戻りつつあるようです...。

閲覧数:31

投稿日:2011/07/06 21:48:13

文字数:341文字

カテゴリ:その他

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