溢れ出す涙が
君を遮る前に
せめて笑って言うよ
君といられて幸せだった
雷鳴轟く夏の雨
降られてずぶ濡れの君
目が合って恥ずかしそうに
降られましたねって言った
髪から落ちる雫が
何だかとても眩しかった
手を繋いで歩く道
はしゃいだ声
顔を見合わせて微笑んだ
楽しい時は早く過ぎる
誰かの言葉
空から降る雫は
何故か泣いているようで
それは何時かの別れを
この別れを告げて
惜しんでいたんだ
遠雷届かない想いは
振り返らずに去る君
目が合う事はもう無くて
降られましたねって言った
記憶から落ちる雫
何だかとても眠くなった
夢で会うことも出来ず
ただ手を伸ばす
顔を見合わせて微笑んだ
そんな遠い記憶がよぎる
夏の一幕
空から降る雫は
何故か泣いているようで
それは何時かの別れを
せめてこの時を
刻みつけるんだ
溢れ出す涙が
君を遮る前に
せめて笑って言うよ
君といられて幸せだった、て
全文ひらがなver
あふれだすなみだが
きみをさえぎるまえに
せめてわらっていうよ
きみといられてしあわせだった
らいめいとどろくなつのあめ
ふられてずぶぬれのきみ
めがあってはずかしそうに
ふられましたねっていった
かみからおちるしずくが
なんだかとてもまぶしかった
てをつないであるくみち
はしゃいだこえ
かおをみあわせてほほえんだ
たのしいときははやくすぎる
だれかのことば
そらからふるしずくは
なぜかないているようで
それはいつかのわかれを
このわかれをつげて
おしんでいたんだ
えんらいとどかないおもいは
ふりかえらずにさるきみ
めがあうことはもうなくて
ふられましたねっていった
きおくからおちるしずく
なんだかとてもねむくなった
ゆめであうこともできず
ただてをのばす
かおをみあわせてほほえんだ
そんなとおいきおくがよぎる
なつのひとまく
そらからふるしずくは
なぜかないているようで
それはいつかのわかれを
せめてこのときを
きざみつけるんだ
あふれだすなみだが
きみをさえぎるまえに
せめてわらっていうよ
きみといられてしあわせだった、て
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