White Out


＊果たせない約束が
雪と共に落ちてく
色褪せた思い出に
一片の詩を添えて

分かたれた真実に道を違え
＊正しさ押し付けて
価値観の諍いに声を荒げ
その代償は

So far away…
重い雪空の下　降り積もる痛み
唸る吹雪の音だけ鼓膜を叩いてく
白く洗われていく世界の隅で
君に渡す言葉　今でも探してる


＊雪が覆う世界に
凍る息が溶けてく
取り戻せない過去が
僕のことを見ていた

『目に見えるものだけが全てじゃない』
＊そんなのわかってた
口先の言葉だけ信じた
＊僕のせいだよ

Tell me why?
空に吸い込まれてく　この後悔が
世界に降り積もって静かに眠るまで
僕は歩き出せず　時計は止まり
思い出の欠片と涙が凍り付く


If you were…
もしも　もしも君がここにいたなら
僕は君になんて伝えるべきだろう？
どんな言葉だって足りないくらい
そうさ　君のことを愛していたんだよ


なぜ許せなかったんだ　君を失う前に
届かない想いが喉を詰まらせる
ありもしない奇跡　すがりついて
僕は今でもこの場所で待ち続ける

春はまだ遠く　雪は解けずに
共にいた時間は凍り付いたまま
思い出の中だけ君は笑って
確かに僕の手を強く握りしめる

空はまだ暗くて訪れぬ春よ…
今もまだ見えない訪れぬ春よ…


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はたせないやくそくが
ゆきとともにおちてく
いろあせたおもいでに
ひとひらのしをそえて

わかたれたしんじつにみちをたがえ
ただしさおしつけて
かちかんのいさかいにこえをあらげ
そのだいしょうは

そふぁーうぇー
おもいゆきぞらのした　ふりつもるいたみ
うなるふぶきのおとだけこまくをたたいてく
しろくあらわれていくせかいのすみで
きみにわたすことば　いまでもさがしてる


ゆきがおおうせかいに
こおるいきがとけてく
とりもどせないかこが
ぼくのことをみていた

めにみえるものだけがすべてじゃない
そんなのわかってた
くちさきのことばだけしんじた
ぼくのせいだよ

てうみーわい
そらにすいこまれてく　このこうかいが
せかいにふりつもってしずかにねむるまで
ぼくはあるきだせず　とけいはとまり
おもいでのかけらとなみだがこおりつく


いひゅーわー
もしも　もしもきみがここにいたなら
ぼくはきみになんてつたえるべきだろう？
どんなことばだってたりないくらい
そうさ　きみのことをあいしていたんだよ


なぜゆるせなかったんだ　きみをうしなうまえに
とどかないおもいがのどをつまらせる
ありもしないきせき　すがりついて
ぼくはいまでもこのばしょでまちつづける

はるはまだとおく　ゆきはとけずに
ともにいたじかんはこおりついたまま
おもいでのなかだけきみはわらって
たしかにぼくのてをつよくにぎりしめる

そらはまだくらくて　おとずれぬはるよ…
いまもまだみえない　おとずれぬはるよ…