あの物語の主人公(ヒロイン)は
どこか私によく似ていて
うつむき加減にジリジリと
ただ日々を過ごすだけ
本当の“自分”にいつ出会えるの?
そう願って
プリズムの向こうに
光って見えるのは
透明な想いの世界
純真に触れるほど溶けていく
閉ざされたハート
重たい空気につぶされそうで
街路樹にもたれた
そして脳裏に蘇える
忘れかけた母の言葉
「石でも磨けば宝物」
そう誓って
大理の階段を駆け上がるのは
何者でもない私
熱がこみ上げるほど満ちていく
空っぽのハート
星々のように宇宙(そら)に散りばめられ
希望を告げ続ける者たち
目的地は違う でも
輝き放つの
光取り戻した“自分”とともに
ハッピーエンド描いてみせる
恋しさが募るほど生まれ変わる
私のダイアモンド
00:00 / 03:28
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想