遠く 見えてきた 少女の姿
とある街の人々は時間銀行にトキを預け
ぼくの街の人々はそのトキを買い占めている
のそのそカメを連れて歩く少女
のうのうと寄り道ばかりしているぼくたち
永遠を手に入れられるこの場所で
尽きていかない人間の命
最も有意義である取引なら
愛する人の日々の延長
とある街の人々は時間不足に心を殺し
ぼくの街の人々は心ゆくまで暁、眠る
少女のかすかな歌声が響く
ぼくたちは祈ることさえ忘れていく
「いつまでも輝くはずのこの星が
もうすぐ死んでいくナナシなら…」
退屈症の影が背中を触る
ぼくの記憶にないものがない
これ以上は望まない
瞳を閉じる人々
永遠を手に入れられるぼくたちが
たったひとつおそれていたもの
自分の足で立ち 生きていこうとする
消えたトキを探してる少女
永遠が意味するのは完全じゃない
ぼくたちが生きていかなくちゃ
灰色の毎日に溺れる前に
限られたトキ を見つけにいこう
売買時間~bye buy time~(歌詞応募用)
rinne_gridさんの素敵な楽曲(http://piapro.jp/content/u8nwq8kl2jnfprb7)に歌詞応募。
ミヒャエル・エンデの『モモ』の世界観をモチーフに書きました。
コメント1
関連動画0
オススメ作品
まだ知らない世界に込める期待は私の心に刻むメロディー
人々の心を照らす光になれるマジックのようなメロディーだ
つまづきくじけた分強くなれるんだとか
曇り空なんていつか晴れるとか
綺麗事ばっか並べたような音楽が
世界を照らすまばゆい光になる
音楽よ遠くへと歩いていこう
今日よりももっと輝く明日を迎えよ...未来へのメロディ(歌詞のみ)
Akuto_P
も~ち~もっちっちち~
も~ち~もっちっちち~
も~ち~もっちっちち~
も~ち~もっちっちち~
も~ち~もっちっちち~
も~ち~もっちっちち~
もっちもっちっち
もっちもっちっちち~ もちち
まっしろけのけっけっけけ~で
ふっくらぷくんとぱちんとハレツ...【音街ウナ&歌愛ユキ&初音ミク&GUMI&flower】もっちもち〜【歌詞(Lyric)】
アァ虫 s(AaBugs)
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞
じん
1A
もしもボクに
ヒレがあったなら
上手に泳げたのかな?
人の波も、人生の荒波も
振り向く間もないまま
流れていく
1B
ぶつかった ころがった
いたい いたいな...サカナ
ハルピコ
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
窓から見える
街は イルミネーション
見上げれば ちらつく白い粉雪
雲の隙間から 綺麗な夜空
駆けてゆくよ 空の道を
僕らの夢を 伝えれば
輝く星空が もっと光るよ
ほら!雪で木の葉が
白くなってくよ
いつまでも 心の中に...この日の星空
タンジェリンP
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想
りんねぐりっど
ご意見・ご感想
こんばんは。rinne_gridです。
歌詞の投稿ありがとうございます!
ミヒャエル・エンデの『モモ』をモチーフにされたとのことですが、
私自身その作品に触れたことがありません。本当に申し訳ありません。
ですので、Wikipedia等で調べた概要を元に、メッセージを書くことになりますので、
「モモ」のどういった部分がイメージとして詩に表されているのかに関しては
深く解釈できず、コメントが稚拙になる恐れがあります。あらかじめご了承ください。
>とある街の人々は時間銀行にトキを預け
>ぼくの街の人々はそのトキを買い占めている
>とある街の人々は時間不足に心を殺し
>ぼくの街の人々は心ゆくまで暁、眠る
とある街とぼくの街で、大きな格差を感じます。
一方では、時間がないと忙しく毎日を過ごしている。
もう一方では悠々と日常を生活しているんでしょうかね。
>「いつまでも輝くはずのこの星が
>もうすぐ死んでいくナナシなら…」
>退屈症の影が背中を触る
>ぼくの記憶にないものがない
トキを永遠と買い続けることによって、人生のすべてを経験したかのような気分
になってしまったのでしょうか。この部分は、致死的退屈症の発症を表しているようですね。
なんといいますか・・・とっても幻想的ですが、でもその中に現実味もあり素晴らしいと思いました。
>灰色の毎日に溺れる前に
この一文の灰色は、時間貯蓄銀行「灰色の男」を表しているのではないかと勝手に思いました。
ぼくの街は消えたトキを探す少女によって、救われている(?)ようですが、
とある街の方ってどうなったのでしょうか。
関係ない部分ではありますが、個人的に気になりました。
もしかしたら、とある街は現代社会を表している?
勝手に解釈して書いているため、わけのわからないメッセージになってしまいました。
本当に申し訳ございません。
募集締切は2月12日 15:00となっております。
結果報告まで気長にお待ちくださいますようお願いします。
それでは失礼します。
2011/02/04 20:24:16
栗餅おけら
こんばんは。栗餅です。
お忙しい中ウィキペディアで調べながら読んでくださって本当にありがとうございます。
解釈はrinne_gridさんの解釈で大体合ってますよ。
“ぼくの街”は時間どろぼう(“とある街”で時間貯蓄銀行を名乗っている灰色の男)が盗んできた時間で時間売買をしている、というイメージで書きました。
また、“とある街”は『モモ』の結末の通り、モモが時間を取り戻すことで救われます。
(つまり最終的には“ぼくの街”では時間売買ができなくなります)
“とある街”は仰る通り現代社会を投影しています。『モモ』でもこの解釈が存在するようですね(私もウィキペディアを見ています)。
いえいえ、わけのわからないメッセージなんてことないですよ!
歌詞を一生懸命読んでくださったんだなぁと感激しております。
それでは、結果報告お待ちしています。
2011/02/04 22:30:39