ああ誰だろう
心の隅にうずくまった僕の前に立って
色んな声聞かせてくれた
あの人

夢見てるよ？
それを何度も言い聞かせて
バカみたいだよ？
それも何度も言い聞かせてきたけれど

今とは違う自分なら思い付くかな
笑われずに傷つかずに
伝える方法

「まちがい」の他に名前の付かない
怯えるような想いを
抱えて眠って
同じ空の下どこかで
あなたと愛し合う人がいる
胸が苦しい

世間知らずが
どうしようなく態度に出て
呆れてる目で
背中をいつも見られてたらどうしよう

そんなのまだ間に合うと思うのなら
隠し場所の鍵を掛けて
二度と開けなきゃいい

まごころを込めた小さな贈りもの
誰も喜ばないなら
そんなの意味がない
手の平でそっと潰した帰り道
今頃何してるかは知らない
空しい

長い沈黙
その間に
想い募って
その度折って

潰す感触が消えなくなってても
あなたの声聞けると
やっぱり嬉しい
同じ空の下いつでもあなたには
笑顔を向けてる理由を
本当はね　知ってほしい